EXHIBITIONS
企画展
加賀につづいた琳派 宗雪・相説-宗達と光琳のあいだに-
石川県立美術館で、企画展「加賀につづいた琳派 宗雪・相説-宗達と光琳のあいだに-」が開催されている。
屏風全体に草花を散らし、幻想的な世界をつくり上げた「たはらやの草花図」。「たはらや」とは、琳派の祖とされる俵屋宗達が率いた工房を意味し、その商標である「伊年印」を有する「草花図」が金沢を中心とした北陸地方で数多く愛蔵されている。
宗達の後継者が加賀・金沢で活動したことはあまり知られていない。その中心を担った俵屋宗雪と喜多川相説は、名前の読みが同じ「そうせつ」であることから、かつては同一人物とも思われていたが、宗雪は加賀藩に仕え、その後継者として活躍したのが相説と考えられている。
同地で親しまれてきた「たはらやの草花図」は、「加賀につづいた琳派」とされている。本展では、その源流となる宗達の作品から、加賀での道筋を付けた宗雪と相説への作風の転換を探るとともに、五十嵐派蒔絵との関わり、「伊年印」の作品の数々を紹介。
屏風全体に草花を散らし、幻想的な世界をつくり上げた「たはらやの草花図」。「たはらや」とは、琳派の祖とされる俵屋宗達が率いた工房を意味し、その商標である「伊年印」を有する「草花図」が金沢を中心とした北陸地方で数多く愛蔵されている。
宗達の後継者が加賀・金沢で活動したことはあまり知られていない。その中心を担った俵屋宗雪と喜多川相説は、名前の読みが同じ「そうせつ」であることから、かつては同一人物とも思われていたが、宗雪は加賀藩に仕え、その後継者として活躍したのが相説と考えられている。
同地で親しまれてきた「たはらやの草花図」は、「加賀につづいた琳派」とされている。本展では、その源流となる宗達の作品から、加賀での道筋を付けた宗雪と相説への作風の転換を探るとともに、五十嵐派蒔絵との関わり、「伊年印」の作品の数々を紹介。