NEWS / REPORT - 2025.11.4

「野村正治郎とジャポニスムの時代―着物を世界に広げた人物」(国立歴史民俗博物館)レポート。ジャポニスムにより残された着物文化の精華

第2章展示より、右から 《茅屋風景模様帷子》(18~19世紀)、《女郎花模様振袖》(19世紀、ともに国立歴史民俗博物館 野村正治郎衣装コレクション)

プロローグ展示風景。現在同館のほかに国内24、海外17の機関等に正治郎に関わる資料が所蔵されていることが示される

第2章展示風景。呉春筆《楼閣山水模様小袖》(右)や酒井抱一筆《梅樹下草模様小袖》(重要文化財、中)が並ぶ

第2章展示風景

第1章展示風景

第1章展示風景。野村商店神戸支店ビジネスカード(1928年、個人蔵) 着物の形に浮世絵版画風の絵を載せ、外国人好みのデザインにしている

第1章展示風景。右から《源氏香葵模様振袖》(20世紀前期)、《童遊戯模様下着》(19世紀、ともに国立歴史民俗博物館 野村正治郎衣装コレクション)。着物と襦袢の間に着る下着は初公開の友禅染の優品

第2章展示風景。右から《流水杜若藤葵模様振袖》(19世紀)、《薬玉御簾秋草模様振袖》(19世紀、ともに国立歴史民俗博物館 野村正治郎衣装コレクション)。2振とも島原藩主松平家伝来のもの。豪華な刺繍はぜひ近くで

第2章展示風景。狩衣や小袖など、バリエーションも豊か

第2章展示風景。酒井抱一筆《梅樹下草模様小袖》(重要文化財、19世紀、国立歴史民俗博物館 野村正治郎衣装コレクション)

第2章展示風景。《束熨斗模様振袖》(重要文化財、18世紀、友禅史会)はロックフェラー2世が購入を希望したという1振

第2章展示風景。《淀川風景模様振袖》(18世紀、個人蔵)は今回再発見され、100年ぶりの戦後初公開となった作品

第2章展示。右から 《茅屋風景模様帷子》(18~19世紀)、《女郎花模様振袖》(19世紀、ともに国立歴史民俗博物館 野村正治郎衣装コレクション)。《女郎花模様振袖》は戦後初公開作品

第2章展示風景。中央の《格子絣模様振袖》(19世紀、国立歴史民俗博物館 野村正治郎衣装コレクション)も戦後初公開

エピローグ展示風景。時代小袖雛形屛風の展示

エピローグ展示風景

エピローグ展示風景。《菊水模様小袖》(重要文化財、17世紀、国立歴史民俗博物館 野村正治郎衣装コレクション)寛文小袖の典型を示す1振は、正治郎のお気に入りだったそうだ

第3展示室特集展示「野村正治郎の後継者―賤男の活動」展示風景

第3展示室特集展示「野村正治郎の後継者―賤男の活動」展示風景

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編集部