2026.3.5

「ART OSAKA 2026」、2会場で開催へ。52ギャラリーと13組の作家が参加

現代美術のアートフェア「ART OSAKA 2026」が、梅田のコングレスクエア グラングリーン大阪(うめきた)とクリエイティブセンター大阪の2会場で開催される。

コングレスクエアが位置するグラングリーン大阪
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 関西を代表する現代美術のアートフェア「ART OSAKA 2026」が、梅田のコングレスクエア グラングリーン大阪(5月29日〜31日)と、クリエイティブセンター大阪(5月28日〜6月1日)で開催される。

 コングレスクエア グラングリーン大阪では、Galleriesセクションを展開。参加ギャラリーは、西村画廊MAKI Gallery√K Contemporary、CANDYBAR Gallery、Marco Gallery、アートコートギャラリーTEZUKAYAMA GALLERYイムラアートギャラリー、MORI YU GALLERY、フィリピンの GALERIE STEPHANIE、韓国のGallery ShillaやWoong Galleryなど、国内外52ギャラリー。

 「Galleries」「Focus」「Wall」「Screening」の4セクションで構成され、従来のブース形式を中心とした構成から、ギャラリーのキュレーション力や作家の世界観をより鮮明に提示できるかたちへの転換を図る。

 「Focus」ではギャラリーノマルが今年度の「咲くやこの花賞」を受賞した上田佳奈の展示を構成。初出展となるLEESAYA は、昨年大阪中之島美術館で個展を行った金光男と、田中秀介を紹介する。

 「Wall」ではYu Haradaが、写真や映像を用いて「光」の新たな表現を探求する前谷康太郎の作品を展示。「Screening」では、gallerychosunがBo Na Parkの映像作品を紹介する。

上田佳奈 particle_0008 2025 アクリルにUV印刷 Courtesy of Gallery Nomart
金光男 Introduced-Species and my son's hands 2025 パラフィンワックス、麻布、シルクスクリーンプリント、木製パネル Courtesy of LEESAYA

 また同時開催の企画展「もうひとつの90年代 時代を超える関西の作家たち」では、関西ゆかりの作家が1990年代に生み出した重要作品を紹介。転換期と言われた時代をあらためて見つめ直し、関西から日本の現代美術史を再照射するという。

 同フェアの特徴でもある、大型作品やインスタレーションを展開するExpandedセクションには13組のアーティストが参加。こちらはクリエイティブセンター大阪で開催される。

 1階ブラックチェンバーでは、中堅作家によるユニット「アンチテイル」(国谷隆志、はしもとともこ/+1art )が登場。会場中央にネオン管で矩形空間を構築し、その内部に立体作品を配置するインスタレーション《視線と夢》を発表する。

国谷隆志 Spaceless Space : Pegasus 2025 息、ガラス、ネオン、変圧器、コード  Courtesy of +1art

 また、初出展となる村本剛毅は、閉じた眼に瞼を通して映像を投影する作品を発表。来場者がひとりずつ体験する装置型の展示を行う。

村本剛毅 Imagraph(シリーズ) 2020- ミクストメディア Courtesy of MUG

 4階では、今回Expandedセクションでもっともキャリアの長い作家である西本剛己が、全長30メートルに及ぶサイトスペシフィックな大規模インスタレーション《ノア:復活の製図室》を展開予定だ。

 そのほか、大阪心斎橋のアメリカ村を拠点にするFUKUGAN GALLERYと共催で、作品展示やライブパフォーマンスなど関西アンダーグランドのカルチャーの変遷を紹介する特別企画も予定されている。