ラブブの等身大フィギュアが2200万円で落札。北京で初のオークションが開催
6月10日に北京で開催された人気キャラクター「ラブブ」に特化した初のオークションでは、等身大のフィギュアが過去最高額となる108万元(約2200万円)で落札された。

6月10日、人気フィギュア「ラブブ(Labubu)」に特化した初のオークションが北京で開催され、全高131センチの等身大フィギュアが108万元(約2200万円)で落札された。これはラブブシリーズとしては過去最高額での取引となる。
オークションを主催したのは、現代美術や宝飾品を主に扱う中国のオークションハウス「永楽国際拍売(Yongle International Auction)」。会場には約200人が来場し、オンラインでは1000人以上が入札に参加した。出品された48点のラブブフィギュアはすべて、最低価格0元からのスタートとなり、総落札額は約373万元(約7500万円)に達した。
最高額で落札されたのは、ミントグリーンの毛で覆われた身長131センチの立像で、同社によると「世界に一体しか存在しない作品」とされている。また、2017年に120セット限定で制作された木製の3体セット「三博士ラブブ」も51万元(約1030万円)で落札された。このセットと同型の作品は、今年5月にサザビーズ香港でも20万3200香港ドル(約380万円)で取引された実績がある。
