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2026.7.17

「芸術家を生涯支える」という発想とは。フランス「芸術家財団」が50年かけて築いた創作のインフラ

芸術家を支えるとは、制作費を助成することだけではない。制作のための時間や場所を整え、芸術家と社会が互いに支え合う環境をいかに育んでいけるのか。創設50周年を迎えたフランスの芸術家財団は、制作助成やアトリエ、現代美術センター、高齢芸術家のための「芸術家の家」をひとつのエコシステムとして運営してきた。その現場を訪ね、芸術家を生涯にわたり支える思想と仕組みの現在地をレポートする。

文=飯田真実

芸術家財団が所有するノジャン=シュル=マルヌの庭園(2026年6月27日)。約10ヘクタールの広大な敷地に、「芸術家の家」、現代美術センターMABA(Maison d'Art Bernard Anthonioz)、71のアーティスト・アトリエなどが共存する Courtesy of Fondation des Artistes Photo © Vanessa Silvera