大学在学中の1950年代後半から60年超にわたってジャンル横断的に旺盛な創作活動を続けてきたアーティスト、田名網敬一。その初となる大回顧展が国立新美術館で開催中だ(~11月11日)。戦争の記憶、そして、戦後のアメリカ文化を一身に浴びるなかで培われてきた田名網の創造性とオリジナリティはどこにあるのか。表象文化論・現代美術史研究の加治屋健司が読み解く。※記事は11月11日まで無料公開となります。
文=加治屋健司

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