写真展「光陰矢の如し」

　プラザ・ギャラリーの30周年記念展に、桑原敏郎、五井毅彦、小平雅尋、小林のりお、齋藤さだむ、白汚零、鈴木秀ヲ、田村彰英、築地仁、奈良原一高、村越としや、山本糾が出展する。

　プラザギャラリーは1988年10月、調布市仙川に開廊。当時の仙川は、駅からギャラリーにたどり着くまで栗畑や梅林があり、展覧会案内の地図を頼りに歩いても、ギャラリーがあるのかと疑問に思うほど殺風景であった。それから30年、仙川の街並みの様子は日々変化している。

　本展では、かつてプラザ・ギャラリーで作品を発表してきた作家12名が揃う。様々な企画展を開催してきたプラザ・ギャラリーの歩みを振り返るとともに、作家それぞれの個性が際立つ作品を通して、写真の多様さと可能性を楽しむ。