EXHIBITIONS
岩手県文化振興事業団創立40周年記念事業
澤田哲郎展
岩手県立美術館で、岩手県文化振興事業団創立40周年記念事業「澤田哲郎展」が開催される。
澤田哲郎(1919〜86)は盛岡市生まれ。学生時代から絵画制作に打ち込み、上京後は応召されるまで貧困に苦しむ人々の姿を描いた。戦後は抑留体験をもとにシベリアをテーマとした作品を発表し、50年代末からは墨象をもちいた抽象絵画の制作に取り組んだ。大作にも挑戦し、ニューヨークでの個展で成功を収めた。後年は再び具象画に回帰し、幻想的な風景を描いた小品を多数残している。
本展では、澤田の初期から晩年までの作品を、未公開作品も含めて一堂に展示する。また、戦後日本美術の支援者として知られるフランク・シャーマンの美術コレクションから、澤田の作品および貴重な写真資料を紹介し、澤田の師である藤田嗣治やほかの作家との交流にも触れる。
澤田哲郎(1919〜86)は盛岡市生まれ。学生時代から絵画制作に打ち込み、上京後は応召されるまで貧困に苦しむ人々の姿を描いた。戦後は抑留体験をもとにシベリアをテーマとした作品を発表し、50年代末からは墨象をもちいた抽象絵画の制作に取り組んだ。大作にも挑戦し、ニューヨークでの個展で成功を収めた。後年は再び具象画に回帰し、幻想的な風景を描いた小品を多数残している。
本展では、澤田の初期から晩年までの作品を、未公開作品も含めて一堂に展示する。また、戦後日本美術の支援者として知られるフランク・シャーマンの美術コレクションから、澤田の作品および貴重な写真資料を紹介し、澤田の師である藤田嗣治やほかの作家との交流にも触れる。