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山本靖久

Yasuhisa Yamamoto

 山本靖久は、「豊かさ」をテーマに作品を制作。現代の物質や情報の過剰さに対する反問として、精神的にも肉体的にも豊かであった原初の情景を描く。人間や動物、花、山、水といったモチーフは「豊かさ」の象徴として登場し、生命の充足感を表現している。平面性や即興性、偶然性を重視し、カゼインテンペラ、アクリル、墨などの水溶性絵具を用いてキャンバスや板、麻紙に描く。