EXHIBITIONS

赤羽史亮 個展「Sandy Hole」

2026.04.25 - 05.24

©︎Fumiaki Akahane 2025

Casa Wabiの風景 撮影=赤羽史亮

©︎Fumiaki Akahane 2025

 CAVE-AYUMI GALLERYで、赤羽史亮の個展「Sandy Hole」が開催される。

 赤羽は1984年長野県生まれ。2008年に武蔵野美術大学造形学部油絵学科を卒業後、長野県を拠点に活動。土や菌類、微生物といった有機的要素をモチーフに、人間と物質の循環関係を主題とした絵画および彫刻作品を制作している。近年は絵具に加え、砂、蜜蝋、麻繊維といった素材を取り入れ、立体性を伴う作品を展開している。

 赤羽は25年にメキシコ・プエルト・エスコンディードの滞在型施設「Casa Wabi」にてアーティスト・イン・レジデンスに参加。本展では、滞在中に制作された作品を中心に展示されるほか、帰国後に制作された新作も発表。タイトルの「Sandy Hole」は「砂にまみれた穴」を意味する。赤羽が滞在したプエルト・エスコンディードにおいて、風で運ばれた砂が町全体を覆うような風景から着想を得ている。砂は制作において重要な素材として用いられ、増殖や移動といった性質を持つ存在として、これまでの作品に見られる胞子のモチーフとも関連している。また「穴」は、異なる世界への入口、国境、生と死といった境界を象徴するイメージとして作品に現れる。