寺林武洋「NIZAYAMA」

　Yoshimi Artで、寺林武洋の個展「NIZAYAMA」が開催されている。

　本展では、昨年10月から今年3月まで富山県の下山芸術の森 発電所美術館で行われた個展「寺林武洋展 －LIFE－」において、住まいの広島から美術館まで通い、美術館内の風景を延べ50日滞在して描いた作品《1925-（1995-）》を展示。作品タイトルの数字は、発電所として建てられた年と、美術館に改装された年を表しているという。

　本展は、この滞在制作した作品のほかに、発電所美術館に出品した作品のなかから寺林自身が選んだ作品と、最新作も加えて構成されている。