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古屋郁

Kaoru Furuya

 古屋郁は1991年生まれ。2014年に武蔵野美術大学 油絵学科版画専攻を卒業、16年に同大学大学院修士課程版画コースを修了。16~17年まで、ヴィルニュス芸術アカデミー(リトアニア)グラフィック専攻で学ぶ。建築やプロダクトデザインの分野に影響を受けた作風で、版画作品、ドローイングなどの平面作品、陶芸作品を制作。森羅万象に神霊が宿るという日本古来の思想を現代社会のなかで再解釈し、様視覚化することを試みている。これまでの個展に、「おばけフクロウの森」 (eitoeiko、東京、2019)、「もぐのなつやすみ」(gallery JIBITA、山口、2018)。グループ展に、「Salon des Beaux-Arts 2018」(Carrousel du Louvre、パリ)、「无界/TRANSITIONS Three Institutions, an International Exhibition of Prints」(中国版画美術館、深圳、中国、2015)、「版画ベアーズ」(eitoeiko、東京、2015)など。17年に「Sint-Niklaas 2017 Printmaking Biennial」入選、「SHIBUYA AWARDS 2017」天野タケル賞を受賞。