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照屋勇賢

Yuken Teruya

 照屋勇賢は1973年沖縄県生まれ。多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業後、ニューヨークのスクール・オブ・ビジュアル・アーツMFAプログラム修了。ファストフード店の紙袋や有名ブランドの紙袋に微細な切り込みを入れ、紙袋の中に街路樹などの実在の木をモデルとした木をつくり出す「告知―森」シリーズをはじめ、トイレットペーパーの芯などの日用品や身近なオブジェクトを用い、時にそれらの使用法を変え、意味をずらすことで、日々気づくことのない枠組みや問題を作品化する。近年は、沖縄民権運動の瀬長亀次郎やウルトラマンなどの沖縄にとってのヒーロー、あるいは99年より活動拠点とするアメリカにおけるヒーロー、バラク・オバマやアメリカ原住民のジェロニモに加え、著名人のポートレイトを紅型で染め上げる「Heroes」シリーズを発表。2024年以降、イギリスの大英博物館で「結い、You-I」が常設展示されている。主な個展に「Yuken Teruya:Okinawa Heavy Pop」(沖縄県立博物館・美術館、2023)、「ストレート・フレーバー」(広島市現代美術館、2006)、グループ展に「ここに棲む-地域社会へのまなざし」(アーツ前橋、群馬、2015)、「愛についての100の物語」(金沢21世紀美術館、石川、2009)、「The Shapes of Space」(グッゲンハイム美術館、アメリカ、2007)など。広州トリエンナーレ(2022)、バンコクビエンナーレ(2020)、上海ビエンナーレ(2018)、「Japanorama」ポンピドゥー・センター・メッス(2017)などの国際展に参加。